東京都新宿区の校正・校閲会社、円水社(えんすいしゃ)のブログ

  • 2012年11月14日(水)
  • 自然

「円水礼賛」(えんすいらいさん)

 みなさんは「円水」から何を思うでしょうか。木の葉の先からまあるくなって落ちてゆく小さな雨雫でしょうか。あるいは水面に見渡すかぎり重なって広がる水玉模様でしょうか。滝つぼや谷合いの池、それとも大きな火口湖。一転して画かれた水色の円。
 わたしの「円水」は水玉模様です。ひとつひとつの中心にだれかがいて、まわりにだれかれがいて、さまざまなテーマで語り合う文化の形。円水社のホ−ムページのデザインを担当したmograのメイさん、ゆひさんは、パソコンの方形の画面に水色の円を配してシンプルでやさしく柔らかく「円水」を構成しています。老子は「上善若水」(上善は水のごとし。『老子「八章」』から)といい、「水の善は万物を利して争わず」と説きます。水には争わずおだやかに地をうるおす高い理想が託されています。そこで「円水礼賛」ですが、辞書にはありません。じつは漢字四字で自分の世界をこしらえるのも愉しみのひとつなのです。
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堀内正範氏

日本丈風の会 代表
Web月刊「丈風」編集人

当社が永く校正で携わった、『知恵蔵』(朝日新聞社)の元編集長、朝日新聞社社友。
現在は「日本長寿社会」を推進する「日本丈風の会」を主宰し、アクティブ・シニアを応援している。 中国研究を基にした四字熟語への造詣も深く、時事を切り口に、新聞や書籍において解説を行なっている。
日本丈風の会ホームページにて、「現代シニア用語事典」も掲載。

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