東京都新宿区の校正・校閲会社、円水社(えんすいしゃ)のブログ

「山珍海味」(さんちんかいみ)

 わが国では「山海珍味」がふつうですが、中国では「山珍海味」(『紅楼夢「三九」』など)といいます。「山珍」と「海味」が合わさった形で、重慶や成都の「山珍」がいわれ、「海味」は香港の「海味街」が知られます。

「山海の珍味」といわれて、なにを思いますか。山珍ならマツタケ、スッポンの縁側、シカのアキレス腱・・とか、海味ならアワビ、フカヒレ、サメの唇・・とか。

珍しい山の幸、海の幸とそのおいしそうな盛り合わせは料理の精華として珍重されます。身近なコンビニに並んだおにぎりも、山珍(南高梅・きのこ)や海味(こんぶ・明太子)を巧みに取り合わせた和食の芸を感じさせます。

年末恒例の「おせち料理」は、世界遺産の和食の「山珍海味」の見せ場です。老舗料亭の京料理はもちろん、中華風おせちや和洋折衷おせちなども加わって、40品から50品が三段重や五段重に盛りつけされています。見るだけで満腹です。

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堀内正範氏

日本丈風の会 代表
Web月刊「丈風」編集人

当社が永く校正で携わった、『知恵蔵』(朝日新聞社)の元編集長、朝日新聞社社友。
現在は「日本長寿社会」を推進する「日本丈風の会」を主宰し、アクティブ・シニアを応援している。 中国研究を基にした四字熟語への造詣も深く、時事を切り口に、新聞や書籍において解説を行なっている。
日本丈風の会ホームページにて、「現代シニア用語事典」も掲載。

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