東京都新宿区の校正・校閲会社、円水社(えんすいしゃ)のブログ

  • 2012年11月28日(水)
  • 自然

「気呑山河」(きどんさんが)

 意気さかんにして山河をも呑むほどの勢いがあることを「気は山河を呑む」(金仁傑「蕭何月下追韓信」など)といいます。意気さかんな度合いはさまざまで限りがありません。
 大きいところでは雲夢(うんぼう、楚の大沢)を呑んでやろうという「気呑雲夢」となったり、はては牛斗(牽牛星と北斗星)を呑む「気呑牛斗」や宇宙まで呑んでしまう「気呑宇宙」となったりします。中国史上で稀有の意気さかんな人物として知られる楚の英傑、項羽は、「抜山蓋世」(力は山を抜き、気は世を蓋う)と伝えられています。
 平成不況が長引いている上に「消費税増税」では国民の気勢はあがりようがありません。景気も気のうちですから「気呑山河」の勢いがほしいところ。景気をよくするのは国民ひとりひとりの気力だとすれば、みなさんの「気吞・・」がなにを吞むかによります。力づよい・・を呑んでみずからの気勢をさかんにし、景気をよくしてください。
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堀内正範氏

日本丈風の会 代表
Web月刊「丈風」編集人

当社が永く校正で携わった、『知恵蔵』(朝日新聞社)の元編集長、朝日新聞社社友。
現在は「日本長寿社会」を推進する「日本丈風の会」を主宰し、アクティブ・シニアを応援している。 中国研究を基にした四字熟語への造詣も深く、時事を切り口に、新聞や書籍において解説を行なっている。
日本丈風の会ホームページにて、「現代シニア用語事典」も掲載。

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