東京都新宿区の校正・校閲会社、円水社(えんすいしゃ)のブログ

「吉祥如意」(きっしょうじょい)

 春節(ことしは2月19日)の賀詞として「吉祥如意」(張成「造像題字」など)は、「新年快楽」や「恭賀新禧」とともによく用いられています。たくさんの幸いごとが意のままになるようにという思いを込めています。「祥」も「善」も「美」も羊にちなむ文字ですし、『説文解字』には「羊は祥なり」とあって、吉羊は吉祥の意で用いられています。羊(未)年の「吉祥如意」ですから、良いことが多い一年でありますように。内容のいい四字熟語なので、テレビ劇や楽曲の名、料理や会の名などにも多用されています。

有名ホテルが「吉祥如意年夜飯」(日本のおせち)を提供して、離れて暮らしている家族が手狭な自宅ではなくホテルに集まって、NHKの「紅白歌合戦」にあたる「春晩」(CCTVの「春節聯歓晩会」)をみる「除夕」の過ごし方にも人気があるようです。各地放送局の同種の番組が好まれて、視聴率は10%ていどまで落ちていますが。

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堀内正範氏

日本丈風の会 代表
Web月刊「丈風」編集人

当社が永く校正で携わった、『知恵蔵』(朝日新聞社)の元編集長、朝日新聞社社友。
現在は「日本長寿社会」を推進する「日本丈風の会」を主宰し、アクティブ・シニアを応援している。 中国研究を基にした四字熟語への造詣も深く、時事を切り口に、新聞や書籍において解説を行なっている。
日本丈風の会ホームページにて、「現代シニア用語事典」も掲載。

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