東京都新宿区の校正・校閲会社、円水社(えんすいしゃ)のブログ

「摩肩接踵」(まけんせっしょう)

 並んだ肩と肩をすり合わせ、踵に踵を接するほどに人が多く絶えないようすを「摩肩接踵」(黄庭堅『豫章先生遺文「三」』など)といいます。東京・浅草寺の仲見世や大阪・造幣局の桜の通り抜け(ことしは4月9〜15日)。桜の花見は中国にもあって、武漢大学キャンパス内の500mほどの桜花大道が有名です。一人20元の入場料は大学にとって大きな収入源になっています。「摩肩接踵」は訪問客が多いこと、博物館の展示が人気なこと、優れた人材が多く集まることにも用いられます。

最近では中国が主導して設立した「アジアインフラ投資銀行」(AIIB・亜洲基礎設施投資銀行)の申請期限であった3月31日までに、48カ国が参加を表明したことに「摩肩接踵」がいわれました。日本はアメリカとともに創設メンバーには加わりませんでした。リスクはあるものの開発途上国が資金を借りやすくなることで発展が見込まれ、国際金融の秩序を変えると推測されています。

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堀内正範氏

日本丈風の会 代表
Web月刊「丈風」編集人

当社が永く校正で携わった、『知恵蔵』(朝日新聞社)の元編集長、朝日新聞社社友。
現在は「日本長寿社会」を推進する「日本丈風の会」を主宰し、アクティブ・シニアを応援している。 中国研究を基にした四字熟語への造詣も深く、時事を切り口に、新聞や書籍において解説を行なっている。
日本丈風の会ホームページにて、「現代シニア用語事典」も掲載。

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