東京都新宿区の校正・校閲会社、円水社(えんすいしゃ)のブログ

「奔走相告」(ほんそうそうこく)

 非常時や重大時などの緊迫した場面に、走りまわって知らせ合うのが「奔走相告」(韓愈『昌黎集「二四」』など)です。古くから任務として「告奔走」(『国語「魯語下」』)が知られます。嬉しいことの場合なら「喜笑顔開」しながらの「奔走相告」となります。裁判で無罪判決が出て、その報告をみんなで「欣喜若狂」して喜び合う姿などがいい例でしょう。中国では4月3日〜5日が「清明節」の3連休でした。日本のサクラの評判を聞いてツアー客がどっと増えて、上野公園は昨年より40%も多い人出となり、どこでも中国語の歓声が聞かれたといいます。

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堀内正範氏

日本丈風の会 代表
Web月刊「丈風」編集人

当社が永く校正で携わった、『知恵蔵』(朝日新聞社)の元編集長、朝日新聞社社友。
現在は「日本長寿社会」を推進する「日本丈風の会」を主宰し、アクティブ・シニアを応援している。 中国研究を基にした四字熟語への造詣も深く、時事を切り口に、新聞や書籍において解説を行なっている。
日本丈風の会ホームページにて、「現代シニア用語事典」も掲載。

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