東京都新宿区の校正・校閲会社、円水社(えんすいしゃ)のブログ

「平起平坐」(へいきへいざ)

 旧時代には地位の同じものが同時に起ち、同時に坐したことから、地位や権力などが等しいことを「平起平坐」(呉敬梓『儒林外史「三回」』など)といいます。

習近平主席と奥巴馬大統領の米中両首脳の「平起平坐」は、習主席の初訪米(2013年)の折りには赤いベンチに座って(平坐)話はしましたが、それは形だけ。2014年の北京APECの際には9時を延長して夜11時まで同座しましたが、別れは闇の中。そして今回の9月訪米のホワイトハウス内での私的ディナーで、親しく園内を肩を並べて散策したことで、ふたりの「平起平坐」が示されたといいます。

武器輸出の件では、経済活況の裏でインドや東南アジア諸国が輸入をふやしており、米、露、ドイツに次いで、英、仏と中国が「平起平坐」となり、日本は焦慮という情報もあります。政治向きの話だけでなく、サッカーのリオネル・メッシがFIFA3度優勝をもたらしたペレと「平起平坐」したというシーンもあります。

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堀内正範氏

日本丈風の会 代表
Web月刊「丈風」編集人

当社が永く校正で携わった、『知恵蔵』(朝日新聞社)の元編集長、朝日新聞社社友。
現在は「日本長寿社会」を推進する「日本丈風の会」を主宰し、アクティブ・シニアを応援している。 中国研究を基にした四字熟語への造詣も深く、時事を切り口に、新聞や書籍において解説を行なっている。
日本丈風の会ホームページにて、「現代シニア用語事典」も掲載。

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