東京都新宿区の校正・校閲会社、円水社(えんすいしゃ)のブログ

  • 2015年12月02日(水)
  • 自然

「秋収冬蔵」(しゅうしゅうとうぞう)

 秋に豊作だった農産物を収穫して冬に収蔵し、次の一年に備えること。収穫が豊かであれば、飢餓の心配がなく暮らしに憂慮がないことから、筋道どおりに事業が発展して成果を得る姿にいいます。司馬遷は、「春生夏長、秋収冬蔵」(『史記「太史公自序」 』から)は天道の大経であるといいながら、善人の伯夷叔斉が餓死し、悪党の盗跖が長寿を全うしたのはどうしてなのか。歴史を知りつくした司馬遷は、「天道是か非か」という悲痛な疑問を人類史に投げかけています。

保存しておいた穀物を食べ尽くしたのに、次の収穫がまだ得られないことを「青黄不接」といいます。不作の場合もあるし、税の取り立てが厳しい場合もあるし、兵乱によって持ち去られたこともあります。こうなっては赤信号です。

不況の影響でしごとや収入が減り、年々に税が増えて「青黄接せず」という赤字の家計が増えつづけたらたいへんなことになります。

webサイトはこちら

堀内正範氏

日本丈風の会 代表
Web月刊「丈風」編集人

当社が永く校正で携わった、『知恵蔵』(朝日新聞社)の元編集長、朝日新聞社社友。
現在は「日本長寿社会」を推進する「日本丈風の会」を主宰し、アクティブ・シニアを応援している。 中国研究を基にした四字熟語への造詣も深く、時事を切り口に、新聞や書籍において解説を行なっている。
日本丈風の会ホームページにて、「現代シニア用語事典」も掲載。

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>