- 2016年09月07日(水)
- 自然
「披星戴月」(ひせいたいげつ)
星の光に身をさらし月を頭上に戴く「披星戴月」(『喩世明言「巻一八」』など)といえば、朝は暗いうちに出て夜遅くなって帰ること。昼夜分かたず外で辛苦して働く姿をいいました。農民なら日のあるうちは働くことでしたし、商人なら家郷を離れて「餐風宿水」で過ごすことでした。今やどちらか片方ならともかく「披星戴月」で辛苦して働く姿は見かけません。といってこのニュアンスの豊かな四字熟語はしっかり別の場面で使われています。
長距離夜行列車やバスやキャンピングカーでの旅、仏像や彫刻など時代を越えて生きる野外の芸術品、世界文化遺産、老舗の商品や店がまえ。来年の超難関の大学受験をめざす学生、4年後の東京五輪を目標にトレーニングをはじめたスポーツ選手。中国少数民族納世族の女性が着ける羊皮製の伝統衣装「披星戴月」は肩に日月を担い、背に星々を負って、彼女たちの日夜の勤労ぶりを象徴しています。
長距離夜行列車やバスやキャンピングカーでの旅、仏像や彫刻など時代を越えて生きる野外の芸術品、世界文化遺産、老舗の商品や店がまえ。来年の超難関の大学受験をめざす学生、4年後の東京五輪を目標にトレーニングをはじめたスポーツ選手。中国少数民族納世族の女性が着ける羊皮製の伝統衣装「披星戴月」は肩に日月を担い、背に星々を負って、彼女たちの日夜の勤労ぶりを象徴しています。