- 2017年02月01日(水)
- しごと・社会
「左道傍門」(さどうぼうもん)
左は邪で正統でない流派が左道、傍は不正で正当でない体系が傍門、そこで「左道傍門」(『封神演義「七二回」』など)は、正統派でない宗派や学術の流派、正常でないものごとについていいます。古くから「左道をとれば政を乱す」(『礼記「王制」』)といわれ、傍門八十、左道三千といいますから、本家本元でないもの(太極拳では本系本元)がいかに多いかが分かります。
おもしろいのは左道や傍門のほうなのでドラマや小説になっていますし、「左道書法」や「左道茶具」などには独特の味わいを感じます。「左道財神」なら蓄財の奥義を教えてくれそうです。中道正統派からは、非主流の左派は「左道傍門」で右派は「邪道歪門」という評も現われます。「左道傍門」については、リオ・オリンピックで示されたブラジル人の陽気な「いい加減さ文化」を思いあわせていただくと分かりやすいでしょう。
アメリカの対中戦略の「左道傍門」となるといい加減とはいえませんが。
おもしろいのは左道や傍門のほうなのでドラマや小説になっていますし、「左道書法」や「左道茶具」などには独特の味わいを感じます。「左道財神」なら蓄財の奥義を教えてくれそうです。中道正統派からは、非主流の左派は「左道傍門」で右派は「邪道歪門」という評も現われます。「左道傍門」については、リオ・オリンピックで示されたブラジル人の陽気な「いい加減さ文化」を思いあわせていただくと分かりやすいでしょう。
アメリカの対中戦略の「左道傍門」となるといい加減とはいえませんが。