東京都新宿区の校正・校閲会社、円水社(えんすいしゃ)のブログ

  • 2017年12月06日(水)
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「浪子回頭」(ろうしかいとう)

 放蕩息子が悔い改めて立ち直ることを「浪子回頭」(欧陽山『三家巷「六七」』など)といいます。「狼子野心」の狼子ではなく浪子です。回頭は船首の向きを変えること。

『新約聖書「ルカによる福音書15」』 に有名な放蕩息子が悔い改めるたとえ話があって、「浪子回頭」の事例としてよく知られています。悔い改めた子どもを迎え入れる親の立場を説いています。近代の西欧文明が生んだ浪子(放蕩息子)の代表が独裁的共産主義国家(朝鮮民主主義人民共和国=金王朝)だとすれば、大群衆の前で“BY THE GOD”と宣誓して就任するアメリカ大統領が救済の手をさしのべることは理にかなったこと。トランプ大統領と金正恩委員長の出会いは、放蕩息子の改心の歴史的シーンを演出することができるでしょう。さらに深刻な事例はイスラム国の存在ですが

 少年院で日々子どもの矯正にあたる教官の方々のご苦労はそれとして、いまや放蕩息子でなくとも「改邪帰正」のできごとにひろく用いられています。

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堀内正範氏

日本丈人の会 代表
Web月刊「丈風」編集人

当社が永く校正で携わった、『知恵蔵』(朝日新聞社)の元編集長、朝日新聞社社友。
現在は「日本長寿社会」を推進する「日本丈人の会」を主宰し、アクティブ・シニアを応援している。 中国研究を基にした四字熟語への造詣も深く、時事を切り口に、新聞や書籍において解説を行なっている。
日本丈人の会ホームページにて、「現代シニア用語事典」も掲載。

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