東京都新宿区の校正・校閲会社、円水社(えんすいしゃ)のブログ

  • 2018年06月13日(水)
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「馬到成功」(ばとうせいこう)

 馬が駆け付けたらただちに勝利する「馬到成功」(鄭廷為『楚昭公「第一折」』など)は、時代を越えていまも力のある人が着手すればすみやかに成功するという意味で用いられています。中国の大学統一入学試験「高考」が6月7・8日に全国でおこなわれ975万人が受験しましたが、激励もエスカレート。河北省のある中学校の門前には受験生の父親が乗った8頭の馬が登場、「馬到成功」で地元の受験生を激励しました。
 古来、武将が駿馬にまたがり出陣する姿は猛々しい。名馬は東西に多く記録されますが、有名なのは項羽の愛馬だった騅、三国時代に呂布と関羽が戦場を駆ったという赤兎馬、アレクサンダー王の遠征を支えたブケバロス、アルプス越えのナポレオンのマレンゴ、宇治川の先陣争いを演じた池月と磨墨、川中島で上杉謙信が騎乗した放生月毛など。馬といえば「日本ダービー」(一着賞金2億円)。ことしは5番人気の「ワグネリアン」(福永祐一騎乗)が優勝。騎手の福永家にとっては悲願の優勝だったようです。
 

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堀内正範氏

日本丈人の会 代表
Web月刊「丈風」編集人

当社が永く校正で携わった、『知恵蔵』(朝日新聞社)の元編集長、朝日新聞社社友。
現在は「日本長寿社会」を推進する「日本丈人の会」を主宰し、アクティブ・シニアを応援している。 中国研究を基にした四字熟語への造詣も深く、時事を切り口に、新聞や書籍において解説を行なっている。
日本丈人の会ホームページにて、「現代シニア用語事典」も掲載。

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