東京都新宿区の校正・校閲会社、円水社(えんすいしゃ)のブログ

  • 2018年09月19日(水)
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「勝友如雲」(しょうゆうじょうん)

 良き友がひとところに集まっているようすを「勝友如雲」(王渤「滕王閣序」から)といいます。文字通りの「勝友如雲」といえば、先の総選挙大勝の自民党本部がそうでしたし、合格発表日の有名高校の教員室や大学の入学式や企業の入社式はそのもの。
 典拠となる唐の王渤の「滕王閣序」には、秋の旬休(十日に一日の休み)に滕王閣(江南の南昌にある名楼)に登った「勝友如雲、高朋満座」のようすが画かれています。高いレベルの仲間が同座していますから事情が異なります。秋の全国展で優れた仲間の入選作をおさえて特選をえた人は、そんな感慨にひたることができるでしょう。
 嵩山小林寺のひざもと鄭州でおこなわれる太極拳国際大会にはまさしく世界各地から代表が集まり「勝友如雲、高朋満座」といった会場で競技が展開されますし、2019年の「中国建博会」(中国国際建築貿易博覧会・上海虹橋)では理念として「勝友如雲、高朋満座」を掲げています。1300年前のこの成語の活用はナウイようです。
 

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堀内正範氏

日本丈人の会 代表
Web月刊「丈風」編集人

当社が永く校正で携わった、『知恵蔵』(朝日新聞社)の元編集長、朝日新聞社社友。
現在は「日本長寿社会」を推進する「日本丈人の会」を主宰し、アクティブ・シニアを応援している。 中国研究を基にした四字熟語への造詣も深く、時事を切り口に、新聞や書籍において解説を行なっている。
日本丈人の会ホームページにて、「現代シニア用語事典」も掲載。

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