東京都新宿区の校正・校閲会社、円水社(えんすいしゃ)のブログ

  • 2020年09月02日(水)
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「吉人天相」(きつじんてんしょう)

 新世紀はじめの政界にトルネード(竜巻)のような「世代交代」があって「7年7相」期があって、そのあと安倍政権は7年8か月の長期にわたりました。デフレ脱却のアベノミクスでは若者の「成長力」と女性の「多様性」に期待したために若い女性がとくに際立つ世相を現出しました。逆に高齢の男性は恩恵にあずかれませんでした。
 この「吉人」は生まれながらに福気のある人、善良な人。「天相」は善をなす人を天が助けてくれること。善良な人は必ず天が助けてくれるという迷信にも近い言いならわしで、病気や不幸な目にあった人をなぐさめることばになります。すでに『春秋左氏伝「宣公三年」』に表れる長く生ききながらえている吉祥の古語のひとつです。
テレビ取材で盛夏の日射にも輝く人生の成果である「吉人天相」の老人に出会います。農民として生涯一筋の人はしわまで善良な生活感にあふれています。一方の若い女性記者には生活感がなくて。誉めことばとして「吉人天相」がそこにあります

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堀内正範氏

日本丈風の会 代表
Web月刊「丈風」編集人

当社が永く校正で携わった、『知恵蔵』(朝日新聞社)の元編集長、朝日新聞社社友。
現在は「日本長寿社会」を推進する「日本丈風の会」を主宰し、アクティブ・シニアを応援している。 中国研究を基にした四字熟語への造詣も深く、時事を切り口に、新聞や書籍において解説を行なっている。
日本丈風の会ホームページにて、「現代シニア用語事典」も掲載。

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