東京都新宿区の校正・校閲会社、円水社(えんすいしゃ)のブログ

  • 2014年04月23日(水)
  • 植物

「狂花病葉」 (きょうかびょうよう)

 桜前線も北上して、満開の花の下での酒宴も同時に北上して、消費税増税のウサ晴らしに酒量もおおいに度を越してつい痛飲となります。「狂花病葉」(皇甫松「酔郷日月」など)といっても空を見上げて見えるものではありません。宴たけなわに酒呑みが示す際立った二様の酔いざまなのですから。

「狂花」のほうは、酔いにつれて大声を発して悪態を並べて騒ぐ者。一方の「病葉」のほうは、酔うほどに暗鬱になり静かになりついには寝入ってしまう者。ほどほどのところならよいのですが、ふたりして酔ってそれぞれに「狂花」と「病葉」に極まってしまうと、周りの手に負えません。

桜花爛漫の宴席に興を添えるつもりで、「酒令」(罰酒)の趣向をこらして煽りたてた末に、「狂花」なり「病葉」なりを次々に招いてしまっては、仕切る者(令官)としては、みなの「狂花病葉」の度合いに通じていなかったことになります。

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堀内正範氏

日本丈風の会 代表
Web月刊「丈風」編集人

当社が永く校正で携わった、『知恵蔵』(朝日新聞社)の元編集長、朝日新聞社社友。
現在は「日本長寿社会」を推進する「日本丈風の会」を主宰し、アクティブ・シニアを応援している。 中国研究を基にした四字熟語への造詣も深く、時事を切り口に、新聞や書籍において解説を行なっている。
日本丈風の会ホームページにて、「現代シニア用語事典」も掲載。

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