東京都新宿区の校正・校閲会社、円水社(えんすいしゃ)のブログ

  • 2014年05月14日(水)
  • 鉱物

「一盤散沙」(いちばんさんさ)

 大皿の上に散らした砂のように、ばらばらで、力量が分散されて活かされていないことを「一盤散沙」(孫中山『建国方略』など)といいます。孫文は四万万(四億)の民衆は一盤散沙に等しい」といって、「天下為公」を唱えて民族的結集を呼びかけたのでした。
 国家となると大盤でしょうが、小ぶりな盤はさまざまあります。そのひとつがサッカー場です。広州でおこなわれたAFCアジア・チャンピオンズ・リーグで、広州恒大が横浜F・マリノスを2−1で破ったとき、「今日は一盤散沙でなかった」というコメントが出ました。ということは横浜のほうが「一盤散沙」だったということになります。中国スポーツ界では陸上の花である女子中・長距離界の選手育成が遅れて不振つづきで、「一盤散沙」がいわれます。

 衆・参両院選挙後のわが国の野党のありようが、この「一盤散沙」といわれる状態にあるといわれると、与党独走の情勢の長いことが予測されます。

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堀内正範氏

日本丈風の会 代表
Web月刊「丈風」編集人

当社が永く校正で携わった、『知恵蔵』(朝日新聞社)の元編集長、朝日新聞社社友。
現在は「日本長寿社会」を推進する「日本丈風の会」を主宰し、アクティブ・シニアを応援している。 中国研究を基にした四字熟語への造詣も深く、時事を切り口に、新聞や書籍において解説を行なっている。
日本丈風の会ホームページにて、「現代シニア用語事典」も掲載。

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