- 2013年05月29日(水)
- しごと・社会
「入郷随俗」 にゅうごうずいぞく
エリオットの英詩の押韻による語感も詩意も、直訳の歌詞で伝えるのはむずかしい。そこで中国では伝来の四字熟語を重ねることでリズム感と意味合いと韻を活かした「入郷随俗」(郷=ごうに入って俗に随う。その地の風俗習慣に随う。『続伝灯録・七』など)に成功したといいます。歌詞には、語尾がnの四字熟語「威風八面」(威風堂々として)「智勇双全」(智勇そろって)「詭計多端」(だましあって)「風雲变幻」(何が起きても)「左右逢源」(どっちみち同じ)ほかが散りばめられています。