- 2014年08月27日(水)
- くらし・家庭
「斤斤計較」(きんきんけいかく〈こう〉)
お金に細かいことでは、まずしい村民なら三毛五毛をどうするかのつましい表現になりますし、大金持ちならドケチになります。心配りでは、男性が「斤斤計較」でないことが女性に好まれます。糖尿病の人なら飲食の細部にこだわることに。アメリカが中国に「斤斤計較」で細かい要求を出すのは衰落の証になります。
わが国では、「斤」は印刷用紙の厚さや競馬の負担重量として斤量が残っていますし、食パンの1斤(340g)も親しい。中国では1斤は10両で、日常的に用いられていますが、はかりには電子はかり、卓上はかり、天秤はかりとあって、どれもがやや少なぎみの「欠斤短両」が、世界計量日(5月20日)に話題になります。