- 2016年04月27日(水)
- くらし・家庭
「登堂人室」(とうどうにゅうしつ)
学問や技芸などが深く高い境地に達したことを「登堂入室」(宋・呉坰「五総志」など)といいます。中国の住まいは門があり堂(客間)がありその奥に室(私室)があるというつくりですから、客人は入門して登堂してさらに入室するという段階を踏むことになります。孔子が子路の瑟のひき方を「由(子路)や堂に昇れり、未だ室に入らざる也」(昇堂入室・『論語「先進」』)と評したのは、堂にまで昇ったのだから遠からず入室できるよ、という師の励ましを伝えています。
それがいまは「登堂入室」で到達したという使い方になっています。茶芸師の技能大会は「登堂入室」の域にあるなどといわれます。現代では「誤用」というわけにはいかないでしょう。そこで「登堂難入室」となります。ライト・イノベーションといわれるLEDが価格の点で、割安の民営航空も安定感で、レベルアップしているとはいえ「web文学」もなお「登堂難入室」の域にあります。
それがいまは「登堂入室」で到達したという使い方になっています。茶芸師の技能大会は「登堂入室」の域にあるなどといわれます。現代では「誤用」というわけにはいかないでしょう。そこで「登堂難入室」となります。ライト・イノベーションといわれるLEDが価格の点で、割安の民営航空も安定感で、レベルアップしているとはいえ「web文学」もなお「登堂難入室」の域にあります。